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杉本 雅樹; 出崎 亮; 田中 茂; 岡村 清人*
Key Engineering Materials, 247, p.133 - 136, 2003/00
SiC繊維の前駆体高分子であるポリカルボシラン繊維を電子線により表層のみ酸化架橋し、未架橋の内部を溶出した後セラミック化することでSiCチューブを合成可能である。ポリカルボシランの放射線酸化機構を元に繊維中空化のメカニズムについて考察した。
杉本 雅樹; 田中 茂; 伊藤 正義*; 岡村 清人*
High Temperature Ceramic Matrix Composites, p.357 - 361, 2001/10
放射線を用いたSiC繊維強化SiC複合材料の合成方法に関する研究を行った。SiC繊維へSiC微粉末を混合したケイ素系ブレンドポリマーを含浸し放射線で不融化して焼成する方法により、1回の含浸-焼成の工程でセラミック複合材の合成が可能となった。また、低粘性のケイ素高分子を再充填しセラミック化を2回繰り返すのみで、さらに高密度化が達成され200MPaの曲げ強度を有するセラミック複合材を合成できた。
出崎 亮*; 成澤 雅紀*; 岡村 清人*; 杉本 雅樹; 森田 洋右; 瀬口 忠男; 伊藤 正義*
Journal of Materials Science, 36(2), p.357 - 362, 2001/01
被引用回数:15 パーセンタイル:53.49(Materials Science, Multidisciplinary)ポリカルボシランとポリビニルシランをブレンドしたポリマーから真空中での電子線不融化を用いて炭化ケイ素(SiC)繊維を合成した。得られたSiC繊維は、平均繊維径が8.5mと非常に細く、また、アルゴンガス中1673Kで熱処理後に3.2GPaの高い引張り強度を示した。しかしながら、このSiC繊維は、1773K以上の温度で熱処理すると、繊維中に取り込まれた酸素に起因する、繊維表面での-SiCの粒成長が起こり、引張り強度が低下した。
佐々木 隆; 竹田 里重*; 白石 勝敏*
JAERI-Conf 95-003, p.424 - 427, 1995/03
無溶剤型の感圧接着剤を開発する目的で、ダイマー酸を原料とするウレタンアクリレートオリゴマーを合成し、電子線硬化した。高分子量のオリゴマーはより大きな剥離力を与えるが、硬化線量も増大した。混合するモノマーとしては、分岐構造または脂環構造をもつものが、大きな剥離力を与えた。また、ダイマー酸とポリエステルを形成するグリコールの選択により、剥離力、保持力を調節できる。
瀬口 忠男; 笠井 昇; 岡村 清人*
Proc. of the 4th Int. Symp. on Advanced Nuclear Energy Research (JAERI-CONF 1/JAERI-M 92-207), p.62 - 65, 1992/12
電子線照射技術を利用して、有機高分子繊維から耐熱性の炭化ケイ素繊維を合成した。ヘリウムガス雰囲気で照射する方法でポリカルボシラン繊維を架橋させ、酸素を含まない炭化ケイ素繊維を合成する技術を開発した。この繊維の耐熱性は1700Cであり、強度は最大3GPaを有するものであった。
川手 恒一郎*; 佐々木 隆
Polym. Bull., 27, p.213 - 220, 1991/00
被引用回数:14 パーセンタイル:59.1(Polymer Science)ウレタンアクリレートと各種モノマーの配合物を電子線硬化して得た膜の力学特性を調べた。その結果、単官能モノマー配合物の方が、多官能モノマー配合物よりも広範囲の力学特性値を示すことが分った。また、単官能モノマー重合体のガラス転移温度(Tg)に対して力学特性値をプロットすると、伸び率は常温付近のTgで極大値を示し、引張り強度はTgが常温付近以上になると急激に上昇した。
大阪研究所*
JAERI-M 7355, 85 Pages, 1977/10
本報告は大阪研究所において昭和51年度に行なわれた研究活動について述べたものである。主な研究題目は、均一系および固体触媒存在下における一酸化炭素と水素の放射線化学反応、高線量率電子線照射によるビニル・モノマーの重合、繊維の難燃化等を目的とした放射線グラフト重合あるいは架橋反応によるキュアリング、フィルム線量計の較正方法の開発、および上記の研究と関連して重合反応、高分子分解、架橋ならびにグラフト重合に関する基礎研究などである。